消化器内科
消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)と肝臓・胆嚢・膵臓などの食べ物の消化・吸収に携わる領域の診断や治療を担当いたします。胃・大腸内視鏡、CT、MRI、PET-CT、腹部超音波検査、超音波内視鏡検査、小腸・大腸カプセル内視鏡なとの検査・機器を駆使して確実な診断をつけ、最善の治療に結び付けていきます。
私たちは病気の早期発見・早期治療を目指して、どのような患者さまでも安全で確実な診療を行うように心がけております。近隣の医療機関や在宅サポートセンター、関連病院である東大和病院と連携して地域に根差した、患者さまにとってより質の高い、求められる医療を提供させていただくよう努めており、皆さまのお役に立つことができればと思います。
内視鏡による検査と治療
内視鏡検査
内視鏡検査では通常の方法に加えて静脈麻酔や経鼻内視鏡を使用するなど、患者さまの苦痛を軽減できるよう配慮しております。場合によりますが当日の検査も可能ですので、お仕事などでなかなか時間が取れない方にも可能な限り配慮いたします。
内視鏡治療
内視鏡では早期胃癌・早期大腸癌、大腸ポリープ、消化管出血、消化管狭窄、食道静脈瘤、総胆管結石など様々な疾患の治療を行っております。B型肝炎・C型肝炎などのウイルス性肝炎や自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎など専門的な肝疾患、潰瘍性大腸炎やクローン病、腸管ベーチェット病などの専門的な消化管疾患にも対応しております。また、外科と日ごろから連携をとっていて、進行癌など内視鏡治療が困難な疾患については、情報を共有しスムーズに外科治療を受けることが可能です。
SIBO診療
2026年2月よりSIBOの検査・治療を開始しました
気になる症状がある方は、消化器内科を受診してください。まずは原因がSIBO以外にないのかCT・内視鏡検査を行います。
CT・内視鏡検査後にSIBO診療を開始する場合は自費診療となります
SIBOとは?
SIBO(Small Intestinal Bacterial Overgrowth,小腸内細菌異常増殖症)は日本ではあまり知られていない疾患のひとつです。通常はわずかしか菌が存在しない小腸に、細菌が過剰に繁殖した状態のことを言います。この細菌が多くのガスを発生させることで、腹部の張りや痛み、下痢や便秘を引き起こします。
SIBOによく見られる症状
- 腹部が張る
- 頻繁にゲップやおならが出る
- 食後の腹部膨満感
- 慢性的な便秘や下痢
- 食欲はあるが栄養吸収がうまくいかず、体重が減る
SIBOと似た症状を示す疾患であるIBS(Irritable Bowel Syndrome,過敏性腸症候群)と診断された方の中には、SIBOを合併しているケースが多くあると考えられています。これらの症状があるにもかかわらずCTやエコーでは原因が不明、または長年IBSの治療をしていても改善が認められないなどの場合は、SIBOの可能性があります。
小腸では消化・分解のほか、栄養や水分の吸収、有害な細菌などを排除する免疫機能などの役割を持っています。SIBOを放置するとこれらの役目を阻害し、より重度の症状につながる可能性があるため、「この程度で」と放置せず、まずは受診をおすすめします。
SIBOの原因
小腸で細菌が過剰に繁殖する原因として、以下のようなものがあります。
- 消化管運動の異常
基礎疾患や自律神経の乱れから小腸の働きが悪くなり、小腸の中に残った食べ物を餌にして腸内細菌が繁殖します。 - 胃薬の長期服用
胃酸を抑える薬を長期服用することで胃酸が減少し、小腸内の細菌を殺菌することができず、腸内細菌が過剰に繁殖します。 - 特定の食べ物の摂り過ぎ
腸内環境に良いとされている食物繊維や発酵食品などは、小腸内の細菌の餌となる可能性があるため、過剰に摂取することで細菌が繁殖します。
診療の流れ
消化器内科を受診後、まずは保険診療にてCTおよび内視鏡検査を行い、腸に炎症が起きていないかどうかを確認します。症状があるにもかかわらず炎症が起きていない場合はSIBOの可能性が高くなります。
CT・内視鏡検査にて異常がみられなかった場合、SIBOの診療が開始となります。
※SIBOの診療開始前に検査・治療を希望するかの意思確認を行います
料金と診療内容
| 金額 | 49,500円(税込) ※SIBOの自費診療 |
| 診療内容 |
呼気検査(ラクツロース):1回ラクツロースと呼ばれる糖質を摂取した後に吐いた息を採取し、ガス分析を行います。小腸内に菌が増殖している場合には、メタンガスや水素が検知できます。
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医師による診察:1回呼気検査の結果説明を行います。 |
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栄養指導:3回管理栄養士による指導のもと「低FODMAP食」による食事療法を行い、食生活の改善を目指します。低FODMAP食では、小腸内の細菌を増やさないよう発酵しやすい糖質(FODMAP:フォドマップ)を多く含む食品を一時的に控え、SIBOを引き起こしている原因食品を見つけることで、症状の緩和や悪化を避けられる可能性があります。
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| 注意事項 |
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それでも症状が続いたら・・・
腸内細菌を減らす薬物治療を行う場合があります。
主に増殖した細菌を除菌する抗生物質や、食べ物が小腸に留まらないようぜん動運動を促進させる薬などを使います。
休診・代診情報
*本日以降の情報は、各診療科のページをご覧ください。


休診・代診情報



