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紹介受診重点医療機関としての取り組み

紹介受診重点医療機関とは

 東大和病院は、2023年8月1日に紹介受診重点医療機関に指定されました。
 「紹介受診重点医療機関」は、国の医療制度見直しにより新設された制度で、外来受診の際に原則として、紹介状が必要となる医療機関です。地域のかかりつけ医療機関との連携を基に、東大和病院では、手術・処置や化学療法等の高度な医療機器・設備を必要とする診療を行います。急性期を脱して症状が安定し合併症も軽く、同じ投薬を続けている(慢性期の)患者さまには、勤務先やお住まいの近くの「かかりつけ医(クリニック)」への通院治療をご案内しています。
 この制度により、外来の待ち時間の短縮等につながり、病院での適切な検査や治療をよりスムーズに受けられるようになります。
 なお、紹介状がなく来院された場合は、一部負担金(3割負担等)とは別に、「特別の料金(選定療養費)」がかかる場合があります。

紹介状と紹介・逆紹介の流れ

紹介状とは

みなさんは紹介状をもらったことがあるでしょうか?

紹介状は、正式名称を「診療情報提供書」といいます。
「こういう患者さんがいるので診察をお願いします」と、医師から医師へ診察を依頼(紹介)する際にやり取りをするお手紙のことです。

選定療養費について(東大和病院)

 選定療養費とは、「初期治療をかかりつけ医として地域の医院や診療所が行い、 高度・専門医療は200床以上の病院で行う」という医療機関の役割や機能分担を推進するために、厚生労働省により制定された制度です。 紹介受診重点医療機関には、患者さんが紹介状をお持ちでない場合、診療費とは別に徴収が義務付けられています。
 東大和病院では、他の医療機関等からの紹介状をお持ちでない初診の方については、初診料の他に選定療養費(消費税込)をご負担いただいております。(緊急・その他、やむを得ない場合を除く)
また、再診についても、他の病院または診療所に対して文書による紹介を行う旨の申し出を行ったうえで、引き続き当院を受診される患者さまには、診療の都度、再診時保険外併用療養費(消費税込)をご負担いただいております。 皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

初診時選定療養費 (税込)
再診時選定療養費 (税込)

次に該当する方は、特別の料金(選定療養費)のご負担はありません

  • 他の保険医療機関からの紹介状をお持ちいただいた場合(接骨院・整骨院からの紹介状を除く)
  • 休日夜間に救急外来を受診する場合(急を要しない受診等、自己都合により受診する場合を除く)
  • 東大和病院の診療科を継続的に受診されている方で、その診療科の医師が必要と認め、別の診療科へ院内紹介されて受診する場合(院内紹介なしで別の診療科へ受診する場合は、選定療養費をご負担いただきます。)
  • 健康保険を使用しない場合(労働災害、公務災害、交通事故、自費診療等)(保険証忘れによる自費診療を除く)
  • 検診(健診)等の結果により、精密検査の指示があり受診される場合(検診(健診)等を受けた日から6ヶ月以内に限る)
  • 国・市町村などの公費負担医療の受給対象者(障がい者医療費受給者証、後期高齢者福祉医療費受給者証をお持ちの方)(こども医療、母子家庭等医療の助成制度を除く)
  • 受診後、そのまま入院となった場合
  • 生活保護制度による医療扶助を受ける場合
  • 災害により被害を受け「一部負担金等免除証明書」を持参して受診する場合
  • 治験協力者の場合

患者さまへのお願い

「かかりつけ医」をお持ちください

生活習慣病の指導をはじめ、健診や予防接種をしてくださる 「かかりつけ医」を持つことをお勧めします。

病状が安定した患者さまは

定期的な検査や診療が必要になったときは、当院を受診していただくことになりますが、普段はその紹介先の先生の診療を受けてください。この場合には、「かかりつけ医」と「当院の医師」と2人の主治医を持つことになります。

変化のあった時、必要なときにはいつでも受け入れる体制をとっています

当院から紹介させて頂いた先生の診療を受けている場合でも、必要な時には、当院へご紹介頂き、いつでも受け入れる体制になっておりますのでご安心ください。

外来における再診加算料 自費3300円

慢性期で病状が安定した患者さまで、逆紹介に応じて頂けず、なお当院での診療を希望される患者さまには、受診ごとに再診加算料3,300円(自己負担)が追加されます。 同意していただいた上で当院の診療を続けます。なお、逆紹介をお願いするときは当院担当医師がご説明し、看護師等が『かかりつけ医』のご相談に応じます。何卒患者さまのご理解ご協力よろしくお願いいたします。



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