当診療所は、社会医療法人大和会医療圏における訪問診療を担当している。医療の満足は、良好な連携によってなされる。同一法人に、病院・老人保健施設・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所・訪問介護事業所等を持ち、2012年4月から地域包括支援センターも委託された。法人内外の諸事業所との良好な連携を専門とする医師による、在宅医療による、とくに内科管理・緩和医療管理を重視している。日本在学医学会認定の在宅医療研修プログラムを持つ。後期研修プログラム参加のためには基礎資格として、家庭医療学会後期研修プログラム修了者、プライマリ・ケア学会認定医、内科認定医または専門医であることが好ましい。
順天堂大学初期研修医並びに、大和会 東大和病院初期研修医には、4週間の研修期間中に、以下の研修目標の達成をめざしていただく。やむ得ない事情により、研修期間を短縮する場合には、研修指導上は、目標達成は目指さない(努力目標とする)。
順天堂大学初期研修医並びに、大和会 東大和病院初期研修医には、4週間の研修期間中に、以下の研修目標の達成をめざしていただく。やむ得ない事情により、研修期間を短縮する場合には、研修指導上は、目標達成は目指さない(努力目標とする)。
在宅医療ならびに地域包括医療について、理解した範囲を自分のことばで述べることができる。
次のうち後期研修医はすべてを、初期研修医は3つ以上を達成すること。
以上について、図書館やインターネットなどで2次資料にあたることができる。
後期研修医としての追加される目標(初期研修医は努力目標)
訪問診療などに同行し、在宅生活者の葛藤を見、地域医療をチーム医療として捉え、その対策を練ることを体験する。
東大和ホームケアクリニック 研修カリキュラム例
月 | 火 | 水 | 木/金 | 土 |
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オリエンテーション 往診同行 (A)慢性疾患患者 (B)癌患者 ※オプション 1.新患病棟訪問同行 2.ケア会議同行 3.病院連携・老健連携 4.往診 |
9:30 ‐ 12:30 外来診療 自己学習 13:30 ‐ 14:00 ポストクリニカルカンファランス 「在宅医療総論 Ⅰ」 担当 森 清 14:00 ‐ 16:00 往診同行 16:00 ‐ 16:30 「在宅医療総論 Ⅱ」 担当 森 清 16:30 ‐ 17:00 Reflection |
10:00 ‐ 13:00 14:00 ‐ 17:00 (自己学習) 12:40 ‐ 14:00 ポストクリニカルカンファランス 16:30 ‐ 17:00 Reflection |
9:00 ‐ 12:30 訪問同行 13:30 ‐ 16:30 往診同行 講義 ①在宅導入・生活維持と諸制度の活用 ②End of life care.とファイナルケア 担当:看護師 ③在宅医療とお金 担当:医事 ④介護支援専門員 担当:主任ケアマネ 16:30 ‐ 17:00 Reflection |
9:30 ‐ 12:30 外来診療 自己学習 12:30 ‐ 14:00 ポストクリニカルカンファランス 14:00 ‐ 16:00 往診同行 16:00 ‐ 16:30 Reflection 16:30 ‐ 17:00 来週のスケジュール確認 |
後期研修医は専門医取得により優とする。
初期研修医は、研修態度・以下の方法などにより評価する。
研修終了後(ただし初期研修医は、研修主体(順天堂大学または東大和病院)の求めに応じて)。
当院は小平市の西側、西武拝島線小川駅から約1km西、東大和市および東村山市に隣接する地区に位置する、無床診療所である。近隣は住宅街であり、多くは徒歩圏内の患者様の、外来診療、健康診断、予防接種等の診療を行い、地域の基幹病院と連携補完して診療を行なっている。すなわち、かかりつけ医は、基幹病院とどのように連携し、地域の医療を行っているかを学ぶ。
与えられた環境の中で、診療を進めていく能力を身に着ける。
かかりつけ医での、診療を経験する。
かかりつけ患者様の、診療以外の健康管理について経験する。
院長の指導の下診療を行う。
院長と一緒に診察する場合と、別途診察室で単独の診察を行う場合がある。
別紙診療時間に研修を行う(日曜祝日 木曜日土曜日午後は休診)。
研修記録であるカルテを参照する。
研修のレポートを提出する。
研修最終日に提出したレポートを評価する。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00〜12:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | / |
14:00〜18:00 | ◯ | ※ | ※ | / | ◯ | / | / |
※14:00〜17:00
たけもとクリニックは小平市および東村山市に隣接する地区に位置する無床診療所である。近隣は団地・住宅街であり、多くは徒歩圏内の患者様で、外来診療、発熱外来、健康診断、予防接種等を行い、地域の基幹病院と連携補完して診療を行なっている。すなわち、かかりつけ医として基幹病院とどのように連携して地域の医療を行っているかを学ぶ。
限られた検査機器、医療資源の中で、診療を進めていく能力を身に着ける。
院長の指導下に診療を行う。
別途診察室で単独の診察を行う場合がある。
研修記録であるカルテを参照する。
研修最終日に面接を行い評価する。
当院は西武拝島線東大和市駅から徒歩3分圏内の無床診療所である。多くの患者さんは東大和市および小平市の住民である。診療科は院長が内科、消化器科、肛門科、乳腺科を、副院長が皮膚科を標榜し、外来診療、健康診断、予防接種などを行い、地域の基幹病院、特に大和会東大和病院と密なる連携を行い診療している。
患者さんに信頼されるかかりつけ医として、どのように地域医療を行っているかを学んで頂きたい。
外来診療を進めていく能力を学ぶ。
医師の診察方法を観察し学ぶ。当院で行う検査、上部内視鏡検査や超音波検査、顕微鏡検査など観察して学ぶ。
医師の質問への返答や研修態度をみて評価する。
研修終了後すみやかに評価する。
※地域医療の一般外来研修は(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の協力施設のうち1施設で行う。