主な診療内容

1.前立腺がん

男性のがんの死亡順位では、6位となっており、当科においても最も力を入れている疾患の1つです。早期診断のため、前立腺特異抗原の測定に異常値を示しましたら、局所麻酔下に前立腺生検を行い、確定診断が下りましたら
 1)ホルモン療法
 2)放射線療法
 3)前立腺全摘出術
以上のような、個々人に合わせた治療を行っております。

2.前立腺肥大症

まずは薬物療法を行い、症状の改善が顕著でない場合には経尿道的前立腺切除術、手術の危険性がある場合には、尿道ステント挿入等を行っております。

3.膀胱がん

肉眼的に血尿を認め、発見されることの多い病気です。 当科におきましては、経尿道的膀胱腫瘍切除術・膀胱内薬物注入療法・化学療法・放射線療法等、膀胱を温存できることを主に考え治療を行っておりますが、手術が必要な場合にはできうる限り、自排尿型の代用膀胱を考慮し、QOLの維持に努めています。

4.腎がん

人間ドック等にて、小さな腫瘍も見つかることが多くなり、開腹術のほか、適応の有る限り部分切除・腹腔鏡下手術を積極的に行っております。