主な診療内容

1.消化管癌の治療

早期癌に対する内視鏡的治療を多数行っています(EMR、ESD)。 食道癌、胃癌、大腸癌に対する切除手術では腹腔鏡視下手術を積極的に取り入れています。 進行癌、再発癌に対する抗癌剤治療や、在宅医療との連携をとりながらの緩和ケアを行っています。

2.肝胆膵癌の治療

肝癌、胆道癌、膵癌の切除手術や、肝癌に対するラジオ波治療、肝動脈塞栓術を行っています。

3.乳腺疾患の治療

乳癌に対する乳房温存手術を行っています。

4.ウイルス性肝疾患の治療

B型、C型慢性肝炎に対するインターフェロンを含む総合的治療を行っています。

5.その他

消化性潰瘍、炎症性腸疾患、虚血性大腸炎、胆石症、急性虫垂炎等の治療を行っています。

治療実績

最近5年間の手術件数

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
乳癌 48 48 54 64 61
食道癌 5 5 5 7 4
胃癌 31 31 26 26 23
大腸癌 62 80 54 62 65
肝胆膵癌 13 25 11 12 17
胆石症 73 57 49 64 67
急性虫垂炎 46 46 47 58 47
鼠径ヘルニア 84 80 51 68 82

臨床研究

#1.当科では、エビデンス創出に貢献すべく多施設共同研究に参加しています
 ◯多施設共同研究の詳細はこちらをご覧ください
#2.
当院では公益財団法人がん集学的治療研究財団において実施する下記の臨床研究に協力しています。この度、同財団において過去の臨床研究の情報を使用した研究を実施する旨の通知がありました。対象となる患者さんから直接同意を受けない場合があり、この場合は、あらかじめ研究内容の詳細をWebサイトにて公開し、患者さまが拒否できる機会を設けており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
研究のために、ご自身のデータや検体が使用されることを望まない方は、連絡先までお知らせください。
「大腸がん T1/T2, N(+)症例における術後補助化学療法の有用性」の研究に関するオプトアウト
「腎機能障害患者における大腸がん補助化学療法の検証」の研究に関するオプトアウト