主な診療内容

 当科管理症例は、腹部手術(泌尿器科手術、消化管手術、肝胆膵手術)、心臓・大血管手術、脳外科手術、各科内視鏡手術、整形外科手術、形成外科手術等麻酔管理が必要な症例全例です。

 手術予定患者さまに対して、入院時に診察並びにインフォームドコンセントを行い、麻酔方法ならびに危険性等について説明致します。合併症(手術部位以外の疾患)のある方の場合は、それぞれの専門医と相談、評価の上、麻酔計画を立てています。

 手術中は、担当麻酔医が手術の進行に合わせて麻酔を維持し、同時に呼吸・循環など生命維持に必要な監視を連続して行い、異変が有った場合は迅速的確な対処を行っています。 術後は、創部痛の軽減するような麻酔管理
(硬膜外麻酔、十分な鎮痛剤の使用)をし、翌朝を中心に全例術後回診を行い、合併症などには即時の対応が可能となっています。 また、必要時にはICUでの術後管理を行っています。

麻酔科管理症例数(件)

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
全身麻酔 1,504 1,412 1,209 1,238 1,303
腰椎麻酔 31 16 11 8 10
その他 686 667 452 525 610
合 計 2,221 2,095 1,672 1,771 1,923